鉄S1スイングアームを製作します。先ずは素材となるZ1000J純正スイングアームを用意し、歪が無いことを確認します。
不要なステー類を削除します。
切断面やキズ・サビを研磨します。
ワイドタイヤ用の逃げを作るのでカットします。
切断面を仕上げます。
穴に当てるパッチを鉄板から切り出します。
穴の形状に合わせてカールします。
パッチを溶接します。
アクスルシャフトのところに挟んであるパイプは、スイングアーム内幅を純正のままに保つためです。これが無いと溶接で歪み狭くなってしまいます。
逃げ加工部は、160タイヤを想定して約170ミリに設定しています。
続いてトラス補強部分の製作です。鉄板から箱部分のパーツを切り出します。
ベンダーで曲げます。
溶接で箱を組み立てます。
箱をスイングアームに溶接します。
トラス補強のパイプを切り出し、ベンダーで曲げます。
パイプの後端をつぶします。
パイプを必要な長さにカットします。
パイプをスイングアームに溶接します。
基本的な部分の溶接が終わったので、歪が無いことを再度確認します。
トルクロッド受けと三角補強板を溶接します。
最後にスタンドフックを取り付けます。
これで鉄S1スイングアームの加工が終了しました。この後ベアリング交換と塗装をして完成です。