加工用に適した少し硬いスポンジが入荷したので、続きのリヤ側の作業を進めます。
このシート、現在リヤ側はZ1000Rの純正スポンジのままの形で、かなり平面でダックテールがややついている感じです。
左がワークスS1仕様のマスターシート、これと同じ形になるようアンコ盛りします。
再び表皮を剥がします。
前側先端は先日既にトガリ仕様に加工してあります。
リヤに貼るスポンジを用意し、両方にスプレーボンドを2度塗りします。
生乾きの状態でスポンジを貼り付けます。
15分ほどで加工できるほどに密着するので、ベルトサンダーを使って成形します。
この三角コーナーは、やや大きめに面取りするのがワークスS1風です。
だいたい形になってきました。
この傾斜の部分、もともとの仕上げが悪く凸凹なので修正しておきます。
修正後はこんな感じ。張り付けたスポンジの境目は、このくらい滑らかにしておけば、表皮の表には響きません。
テンプレートで確認しながら仕上げます。このシートはシートストッパーの傾斜がやや緩めですが、もとの表皮を再利用するのでこのままとします。
リヤの横断面はこれでOKです。
スポンジの成形が済んだので最後の表皮張りです。
表皮が張れました。フジツボの穴位置もほぼ一致。リヤの形もワークスS1になりました。
このシートはこれで完成です。デモ車Z1100B2で使用する予定。