ショートのスピゴットが入荷したので交換します。目的はコックとキャブの干渉を回避するためです。

キャブを外します。

既存のZ1000R用スピゴットを外します。

ショートスピゴットを仮組します。因みにこのスピゴットは、ビトーR&D製のZ1+ビッグインシュレーター仕様の既製品です。

抜け止め溝の形状は、Z1000R用キャブホルダーの16065-1131に合わせた形状です。

1131のホルダーを仮組します。

奥まで入れるとスムーズボアに。

キャブとホルダーのスキマは1.5ミリ位開くのが正解です。

スピゴット取り付けの際は、FCRの場合ネジ部にシリコンボンドを塗ってシールします。

スピゴットをねじ込むと、ボンドが少しはみ出します。

交換完了です。

ベントチューブが飛び出しているので、一旦ファンネルを外して中に押し込みます。

これならフィルター取付にも邪魔にならないでしょう。

元のホルダーは1000Jなど用の16065-1135でした。このように抜け止めの突起の形状と前後の位置が違うので互換性はありません。必ずスピゴットに適合する方を選択します。

ホルダーを1131に交換します。


キャブを取り付けます。

エアフィルターとフューエルフィルターを取り付けます。

タンクを取り付けます。コックとのクリアランスは十分とれました。コックの向きを微調整したいのですが、これ以上は回せないようです。

一旦コックを外し、テーパーネジになっているようなのでシールテープの巻き具合で調整します。

取り付け後はこちら。解りやすいようリザーブが真横を向くようにしました。

タンクを載せます。

最後にエンジンオイルを交換します。クラッチが張り付きやすいので、念のため実績のあるオイルにして様子をみるつもりです。

フィルターカバーとドレンはフラットタイプになっていますね。

今回はエンジンオイルのみ交換します。

エキゾーストのナットは緩み易いので、左のセルフロックタイプに変更しておきます。


あとは雨が上がってから最後にチェック走行して完成です。
