エンジン腰下を組み立てます。事前のチェック走行ではギヤ抜けなどありませんでしたが、シフトドラムはやや摩耗していました。やはりこの機会にシフトドラムは新品にしておきます。
ドラム以外のフォークなどは問題ないので継続使用です。
ミッションも分解点検し、ベアリング類を交換します。
それとJ系の場合、アウトプットシャフトが前期型の場合は迷わず後期型に交換します。スプロケットの固定がM10のボルトから大きなM20のナットに変わり締結の信頼性が格段に上がります。
先ずはアウトプット側を分解点検します。
ドグはどのギヤも摩耗が少なく非常にグッドコンディションです。
ベアリングとシャフトを交換して組み立てます。
続いてインプット側を分解点検します。
こちらもギヤはかなりいい状態です。
クラッチハウジングも摩耗が少なくいい状態です。
クラッチ板も状態がいいので継続使用します。
パワーアップとサーキット走行に備え、クラッチスプリングは下側の強化品に交換します。
クランクケースにミッションをセットします。
クランクケースを合体します。
オイルパンは加工中なので暫定のものを取り付けておきます。
エンジンマウントインシュレーターも新品に交換します。
エンジンカバーを取り付けます。
エンジン腰下の完成です。あとはシリンダーボーリングの完成待ちです。