クランクの振れを計測します。0.02ミリで限度値内です。
スターターギヤの円筒部は、スタータークラッチのローラーで付いた多数の圧痕があります。
今のところ空転の症状は出ていないとのことですが、
指で触って凸凹がわかる程度なので、この機会に不具合の予防として新品交換します。
ローラーにも圧痕が多数みられるので、スタータークラッチ一式での交換です。
交換予定のクランクケースは手配できたので、先にエンジンカバー類のガスケット剥がしなど、大まかな洗浄作業を進めておきます。
シリンダーもガスケットを剥がしてオイルストーンで面出ししておきます。
ヘッドは先ずガスケットを剥がし、簡単に洗浄します。
その後、カーボンを落としてから精密に点検します。