鉄のノーマル風スイングアームに、レーシングスタンド用のフックを取り付けます。当時風な仕上がりになるよう、エンジンマウントの純正カラーを素材にします。

大きく張り出したサス受けを避けるため、フックはかなり長い物になります。長ければ強度も必要なので、ムクのスチールシャフトで延長します。

スチールシャフトにエンジンマウントのカラーを圧入し、全長55ミリのフックを製作。それをチェーン引きの頑丈なプレート部分に溶接します。

溶接後はこちら。



スイングアームは新品とのことですが、ピボット幅が少し広いのでこのままではフレームに組むことができません。

よくみるとピボットのベアリングが少し出ているようです。

ベアリングをプレスでピボット端面まで圧入します。

これでフレーム幅ピッタリになりました。スイングアームとリヤサスを仮組するとこんな感じです。これで今回の作業は完了です。



