レイダウン加工などのご依頼です。今回はフレーム単体でのお持ち込みとなりました。
レイダウンの角度はモリワキ角に設定します。ピボットからの距離は385ミリです。
モリワキ角のサス受けの位置はこちら。
ホールソーで穴を開けます。
奥の穴は10ミリドリルで開けます。貫通するとこんな感じ。
予め作っておいたレイダウン用のマウントピンはこちら。
空けた穴をリューターで微調整し、水平になるようにセットします。
溶接で点付けし、仮止めします。
位置が決まったら裏表の全周を溶接します。
溶接後はこちら。
合わせてエンドプレートのクラックも溶接で補修します。
両側にあったクラックの溶接後はこちら。
フレームの加工はこれで終了。
サス受けの左右スパンは、片側10ミリずつ外側に出ます。
それに合わせてスイングアーム側のサス受けの幅も改修します。スイングアームはPMC製の鉄ワイドタイプですが、サス受けの幅は元々5ミリ広く作ってありますが、それを更に5ミリ広げます。
サス受けのエンドプレートを切断します。
5ミリオフセットするように新しいエンドプレートを製作します。
長さ30ミリのカラーを入れてプレートを固定します。
プレートの上下を溶接して完成です。
溶接後はこちら。両側とも加工しています。
このあとスタンドフックを取り付けます。