GPZ1100 K.K様 エンジン腰下車載

  

ギヤ抜けがあったとのことで、少し摩耗していたシフトドラムは新品交換しておきます。

 

ドラムとフォークをロアーケースに組み付けます。

 

クランクケースを合体します。

 

オイルパンまで取り付け、エンジン腰下が組み上がりました。

 

比較的軽いこの状態で車載してしまいます。

 

エンジンマウントインシュレーターも新品に。マウントブラケットは塗装して新品のようです。

 

GPZ1100のフロントスプロケは単体で10ミリほどオフセットしています。1000Jに対しては約5ミリオフセットしているので、1000J用をそのまま使用しないようにご注意を。こちらはGPZ1100用の530×17Tスプロケです。

 

スターターモーターもこの機会に更新します。

 

 

スタータークラッチASSYは生産終了なので、ローラーとギヤのみ新品交換します。クラッチの取り付けボルトは緩み易いので規定トルクでしっかり固定します。

 

右側が交換して取り外したローラーとギヤです。

 

ジェネレーターローターを取り付けます。

 

塗装したジェネレーターカバーにステーターコイルを組み付けます。

 

ジェネレーターカバーを取り付けます。エンブレムはまだメーカー在庫がありました。

 

貼り付けるとこんな感じ。

 

ピストントリングは消耗が少ないので洗浄して継続使用します。

 

洗浄後はこちら。因みに純正ピストンもリングも既に生産終了しています。GPZ1100エンジンでピストンをオーバーサイズにする場合、純正が無いので社外品を使いますが、一般的にφ75ミリ以上しかないので必要以上にコストがかかる原因になっています。

 

ピストンを組み込みます。

 

シリンダーを挿入します。

 

ヘッドガスケットは純正のメタルタイプをセットします。あとはヘッドですね。

 

バルブは洗浄して継続使用します。

 

洗浄後はこちら。