ワークススイングアーム素材の準備

  

ワークスタイプスイングアーム製作のご依頼があるので準備します。今回車両はZ1Bへの取り付けで、ストックの中から素材の候補を選びます。

 

Z1Bへの取り付けでも、基本的にMk2系のスイングアームを使います。左から、Mk2、Mk2、Z1R、LTDです。

 

実質的な長さはどれも同じ、ピボットやホイール部分の幅も同じです。でも細かい造作は異なる部分があります。

 

大きく違うのは一番右のLTDです。左サス受けがややオフセットされています。トルクロッド受けの位置も左右方向に少し違います。チェーンカバーステーの位置は大きく違うので見分けるポイントです。

 

Mk2とZ1Rはチェーン引きのアジャスト幅が違います。このような差はJ系スイングアームでも見られる差ですね。実質的なホイールベースの差は発生しません。

 

定盤上で歪みもチェック。素材はこちらに決定します。