TOT出場を前提に、競技用のアンダーカウルを製作します。
素材はレトロフィットファクトリー製のこちらのカウルです。
左の21号車用アンダーカウルも同じ素材から製作しています。
Mk2の車体に合うようカットします。
底には雨天時の水抜き穴を設けます。
ドライの時は塞ぎ、レインの時は解放して走行すると決められています。
後端をカットしたところは、端材から切り出したピースを使ってダムをつくります。
こちらはダムを止めるブラケットです。
ブラケットとダム用のピースはこんな感じです。
リベットにより接合します。
アンダーカウル本体のブラケットも製作します。
先ずはジュラルミン板から切り出します。
必要な穴開け加工をします。
続いて曲げ加工します。
ズースファスナー用のアンカースプリングを付けます。
ホースバンドを使い、R加工した部分をフレーム側にクランプして取り付けます。
カットしたアンダーカウルを同じ車種のデモ車に当てがって、
クランプの位置を検討します。
クランプの位置が決まったら、ズースファスナー用の穴を開けます。
ズースファスナーを取り付けます。
このファスナーは70年代からレース界で使われているデザインです。
ブラケットをカウル側に仮止めしてみます。
ブラケットは現車合わせで曲げ角度などを修正していきます。
ブラケットをフレームに取り付けます。
アンダーカウルを取り付けるとこんな感じです。
あとは現車ごとに異なるマフラーレイアウトに合わせて、逃げを付ければOKです。
ダムの接合部分は、シリコンボンドでシーリングしておきます。
アンダーカウル、ほぼ完成です。
他にも競技用にゼッケンプレートを用意します。
こちらは以前Mk2でTOTに出場した時に製作したブラケットです。
ヘッドライトを外してからフロントゼッケンを取り付けます。
リヤはノーマルのウインカーステーを使ってボルトオンでゼッケン用のベースプレートを取り付けます。
そのベースプレートの上にゼッケンプレートを取り付けます。
これでワークス車と同じイメージになります。
取り付けイメージはこんな感じです。