先日持ち込まれたZ1000-SR1のスイングアームですが、トルクロッド受けが無いので製作します。
予めリヤ周りのアライメントデータを検討した上で、取り付け場所を選定します。
必要なオフセットからこの辺りに取り付けます。
トルクロッド受けを溶接します。
この後、表面処理しますが、アルマイト加工業者と打合せの結果、アルマイトは液抜きの穴が無い関係でNGとなりました。
既存のアルマイトを剥離する際、塩酸槽に漬け込むので、製作時のエア抜き穴からパイプ内部にも侵入する可能性があり、それをスムーズに排出できない構造のためです。
表面処理は塗装となりますが、溶接ビードがなるべく隠れないよう、塗膜の薄いペイントにする予定です。