フロントをジャッキアップすると、ステアリングの動きが渋く、中立位置で引っかかりを感じるので、予定していたフォークオイル交換と合わせてステムベアリングも交換します。

先ず、フォークを外します。

ステムを外します。

ベアリングは上下ともグリスが抜けて半乾燥状態です。

アウターレースには圧痕が確認できます。

上下のアウターレースを外します。フレームのハウジング部は大変きれいですね。ベアリング交換は初めてのようです。

交換には純正のベアリングを使用します。

新しいアウターレースをフレームに圧入します。


新しいベアリングにグリスを充填します。

ステムにロアーベアリングを圧入します。

新しいベアリングにしてステムを復元します。動きはとてもスムーズになりました。

フォークはオイル漏れしていないので、オイル交換のみとします。

フォークオイルを交換したら、レベルは規定値に合わせます。

エアバルブは劣化しているようなので新品に交換します。


フォークのエアは規定値の0.5キロを入れ、オイル交換の済んだフォークを復元します。

ハンドルバーはAREA製のスーパーバイクハンドルに交換します。

タイヤはコンチクラシックアタックをチョイス。純正ホイールでも味わえる、唯一のラジアルタイヤです。

フロントタイヤを外します。

リムの内側にはタイヤカスがこびりつているので、エア漏れしないようクリーニングします。

エアバルブも新品交換しておきます。

タイヤを組んだらバランス取りします。

フロントの足周りほぼ終了です。
