Z1000R2 K.S様 ステムベアリング交換

 

フロントをジャッキアップすると、ステアリングの動きが渋く、中立位置で引っかかりを感じるので、予定していたフォークオイル交換と合わせてステムベアリングも交換します。

 

先ず、フォークを外します。

 

ステムを外します。

 

ベアリングは上下ともグリスが抜けて半乾燥状態です。

 

アウターレースには圧痕が確認できます。

 

上下のアウターレースを外します。フレームのハウジング部は大変きれいですね。ベアリング交換は初めてのようです。

 

交換には純正のベアリングを使用します。

 

新しいアウターレースをフレームに圧入します。

 

新しいベアリングにグリスを充填します。

 

ステムにロアーベアリングを圧入します。

 

新しいベアリングにしてステムを復元します。動きはとてもスムーズになりました。

 

フォークはオイル漏れしていないので、オイル交換のみとします。

 

フォークオイルを交換したら、レベルは規定値に合わせます。

 

エアバルブは劣化しているようなので新品に交換します。

 

フォークのエアは規定値の0.5キロを入れ、オイル交換の済んだフォークを復元します。

 

ハンドルバーはAREA製のスーパーバイクハンドルに交換します。

 

タイヤはコンチクラシックアタックをチョイス。純正ホイールでも味わえる、唯一のラジアルタイヤです。

 

フロントタイヤを外します。

 

リムの内側にはタイヤカスがこびりつているので、エア漏れしないようクリーニングします。

 

エアバルブも新品交換しておきます。

 

タイヤを組んだらバランス取りします。

 

フロントの足周りほぼ終了です。