デモ車FX1のS1キャリパーがフルード漏れしているのでオーバーホールします。
装着してから約5年が経ちましたが、走行は2000キロ位でしょうか。最近はあまり走行していなかったのでピストンが錆びてフルードもれしたものと思われます。
ピストンとシールを外します。
キャリパー本体と小部品は、簡単に水で洗浄して乾燥させます。
ピストンはこちら。アルマイトされていますがキャリパーから出ていた3ミリほどが汚れています。
汚れの奥のシールの当たるところも腐食したようになっています。
サビと汚れをナイロンたわしで擦って落とします。
汚れは落ち腐食は極わずかだったので、ピストンはこのまま継続使用できそうです。
シールは変形やキズがあったので交換します。S1キャリパー純正品は予備が無いので、代用品としてミヤコ自動車製のアルトなど用シールキットTP-13を使います。
キットにはいろいろ入っていますが、使用するのはピストンシールのみです。
シリンダー内部の腐食もナイロンたわしで擦って落とします。
きれいになったら新しいシールを取り付けます。
ピストンを挿入します。
エアで動作チェックして完成です。