先日の試作に続き、本日は本番の製作です。先ずは、形状を見直したテンプレートの形を素材のアルミ板に写しとります。因みにこの素材は7N01材の厚さ5ミリの板です。
予定のオフセット量になるよう、プレスで曲げます。
S1部品と同様に、ネジ長さを確保するため、フォーク側取り付け部分の裏側にスペーサーを溶接し、厚みを書く日します。
溶接後はこんな感じです。
溶接後、タップでM10のネジを成形します。
現車に取り付け、オフセット量などを微調整。
キャリパーを取り付け、ローターとキャリパーのセンターが出るように更に微調整します。
ここまでの行程を経てようやく形ができます。
反対側も同様に。
パッドはデイトナゴールデンのXJR1200用など用が適合する位置としました。本来のトキコのパッドは摩材の位置が異なるので適合しません。
裏側に識別用の刻印を打ちます。このあとS1風の色にアルマイトすれば完成です。