ハンドルスイッチとメインハーネスのカプラーも、端子が腐食しているので接点復活スプレーを塗布します。
右スイッチ側のカプラーは、端子の腐食による抵抗で発熱し、カプラーが溶けいています。
配線も傷んでいたので、少し切り詰めてカプラーと端子を新品交換します。
既存のFCRキャブは事前のチェックで不具合が疑われたので、原因を切り分けるためチェック用のCRキャブを取り付けます。
スプロケカバーは洗浄してオイルシールを交換してから組付けます。
元のボルトはかなり短かかったので、正規の長さの125ミリのボルトに交換します。
カバーを取り付けてみると、前下側のボルトが奥まで入りません。ネジ穴に問題があるようです。
ネジ穴を点検すると、奥の方にボルトが折れ残っているようです。短いボルトで取り付けられていたので、口元のネジ山はなめて無くなっています。
ドリルで慎重に折れ込みボルトを取り除きます。
ボルトが取れたらタップでネジ山を修正します。
無事にネジ山修正完了です。スプロケカバーを取り付けたら、クラッチレリーズの遊びを調整します。
スイングアームとセットのヤマハ純正のチェーンスライダーが入荷したので取り付けます。元のスライダーは破損して半分くらいになっています。
ホイールを外し、スイングアームピボットを外してずらします。スライダーは外側がフレームに干渉するので、マークした部分をカットします。
カット後はこちら。
スライダーを取り付けます。
リヤ周りを復元します。
元のマフラーは劣化が酷かったのでPMC製のメガホンマフラーに変更します。
エキパイを取り付けます。
集合部を取り付けます。フィルターカバーは予めフラットにしておきました。
サイレンサーまで仮組します。このあと元のマフラーのようにカチ上げる予定です。