マフラーをカチ上げ加工します。差材はBLファクトリー製、カワサキワークスタイプのアップタイプです。
元からアップタイプですが、更にカチ上げ加工します。
不要なブラケットの削除や、必要な下加工をします。
削ったところを整えます。
中間パイプは一旦カットし、切り口を少し斜めに削って角度を変えます。
フレーム側の干渉するボスも削り、車体に沿わせながら最大角度を狙います。
角度が決まったら接合面を擦り合わせし、車体を治具にして溶接で仮付けします。
外して全周溶接します。
再び取り付け、今度はサイレンサーステーの製作です。
エンジン下はこんな感じ。サイレンサーの差し込みは、割りを入れてバンド止めにします。
ステーは予めこのように作っておきます。
車体に合わせて長さを決めて擦り合わせします。
車体に取り付けたまま溶接で仮付けします。
マフラーは外して全周溶接します。
車体側も、ホイールを外してステーの裏側まで全周溶接します。
バッフルのグラスウールは隙間が多いので増します。
低音重視になって少し耐久性が増します。
マフラーとステーを塗装してカチ上げ完成です。
リヤタイヤからの飛び石をガードするため、キャブ後方の隔壁を取り付けます。
キックシャフトカバーも、シンプルなデザインのものに変更します。
ホーンは小型の物を、ステム裏のデッドスペースに取り付けます。
各キーシリンダーはセットの物に交換します。
イグニッションスイッチもセットで交換。これで全てワンキーになります。
メインハーネスが大幅に加工されているので、イグニッションスイッチの配線も加工して取り付けます。
続いて、オイルクーラーのホースを製作。片側にフィッティングを取り付けたホースを車体に這わせ、現車合わせで長さを決めます。
反対側も同様に。
長さを決めたらカットしてホースを組み立てます。
製作したホースを取り付けます。
最後に電装品を確認して終了のはずでしたが、イグニッションスイッチを入れるとメインの電圧がかなり落ちることが解りました。どこかで漏電しているのでしょうか。 ハーネスは大幅に改造されており、純正と色が違う線も多く、回路を解読しながら故障探求します。
レギュレーターで数本の配線が挟まれて潰れていました。でも、漏電箇所はここではないようです。全部の線を追っていくしかありません。