ドライブチェーンの長さが足りないことが分かったので、2コマ長い物に交換します。先ず既存のチェーンを切断します。
新しい長いチェーンを取り付けます。
リンク数は114リンクから116へ変更。チェーン張り調整を正確に行うため、リヤホイールを水平付近まで持ち上げます。
3軸が一直線になったところでチェーンの張りを調整。ここで遊びがほとんどない最小にします。
その後リヤショックを取り付け、ジャッキアップした状態でチェーンの振れ幅をみたのがこちら。スイングアームの垂れ角が大きい車両は、ジャッキアップするとここまでたるむことになります。しかし、これ以上張るとチェーンそのものや3軸のベアリングを破損したりするので、これ以上は絶対に張ってはいけません。スイングアームの垂れ角は、必要以上に大きくしてはいけないことが解ります。
リヤショックのアッパーブッシュは劣化しています。
オーリンズ純正ブッシュが入手可能なので手配します。
フロントウインカーのアース線が無かったので追加します。剛結のライトステーだとアースされるのでアース線を省略しがちですが、ステムベアリングを電流が通過することになるので、スパークでベアリングを痛めることになります。必ずアース線は付けましょう。
光軸調整のステーがライトケース後ろについています。M5のネジが傷んでいたので、クリップナットとボルトをワンサイズアップして新品交換しておきます。
ヘッドライトの高さは、メーターとの位置関係が純正と同じ方がバランス的にいいと思います。低い位置に付いていたので、今回は純正の高さにセットします。
メーターとヘッドライトケースの隙間はこの位狭い方がいいでしょう。
不具合の有ったヘッドは、シートリングとバルブガイドを交換するので、外注先に送りました。納期は3週間なので、しばらく作業は中断です。