Mk2仕様からZ1R仕様に模様替えしたので、車検の時期に合わせて改造申請します。当初は定員を1名にするつもりでしたが、再びタンデムステップを取り付けました。今回の車検はフロントカウルとハンドルを変更しているので、主に寸法関係が変わります。
カウルはワンオフ製作したステーで、少し複雑に付いているので、現地での脱着は困難です。ヘッドライト周りには光軸調整用の穴も無いので追加します。
穴開け箇所を見極めてマーキングします。
一般的なドライバーが入る最小径でサービスホールを開けます。
これで光軸調整が楽になりました。上下の調整は下からできます。
続いて2人乗り対応用のシートベルトを取り付けます。
シートベースは純正です。
純正シートベースにはベルト用のネジ穴とナットがあるので、その位置でシートに穴開けします。
ベルトを取り付けます。
アンコ抜きされたシートに対し現物合わせで長さを決めて折り返し位置を割り出します。
ボルトで固定し、あまりをカットします。ナットは緩み止めタイプを使用。
シートのネジ山は渋いのでタップを通しておきます。
ベルトを付けます。こちらも念のためセルフロックナットでダブルナットにしておきます。
シートベルト取り付け完了です。
ノーマル然としていいですね。
手を入れるとこんな感じ。実用的です。
準備ができたので、翌日朝から車検場に向かいます。
車検場近くのヘッドライトテスター屋さんでチェックしたところ、光量が足りずに出戻ります。よく見るとレンズと反射板がかなり曇って汚れていました。
ヘッドライト自体は比較的新しい物なので、結露などで汚れたのでしょう。
外して内部を清掃します。
バルブを外してウエスをいれ、割り箸を使って内部を拭き上げます。
結構汚れがあったようです。
新品の9割ほど、輝きが回復した感じです。
これで光量は復活したでしょう。奥のFX1と同じ位なので大丈夫。
今日2度目の車検場です。
無事、構造変更検査に合格しました。幅広ハンドルにしてZ1Rカウルを付けたので、幅はプラス4センチ、高さはプラス10センチくらい変わっています。