予定の作業が終わったので、チェック走行に向かいます。
ノーマルキャブのセッティングも確認します。スロットル低開度のツキが少し悪いですが、その他は問題ありません。ニードルの太さを変更したいところですが、ノーマルキャブなので細かいセッティング変更は、パーツの問題から困難です。オーバーフローも走行中は大丈夫のようです。
完成のご報告をしたところ、過去にもキャブにまつわるトラブルで困った経験があるとのことで、CRキャブへの変更も追加となりました。
エンジンは1015ccでハイコンプ仕様なので、使用するのはCR33です。分解してセッティング内容を確認し、ジェット類の固着を外しておきます。
こちらは2014年10月にエンジンオーバーホールした時の画像です。ミッションのアウトプットシャフトのスプラインが欠けていたので交換する必要があり分解しています。ピストンは初めからこれが入っていました。
キャブは初期のセッティングを確認し、周辺パーツを組み付けて準備完了。
既存のノーマルキャブを外します。
エアクリーナーBOXを外します。
CRキャブを取り付けます。
フューエルホースは1本でいいので、コックのアウトレットは片方塞ぎます。
タンクとサイドカバーを付けるとこんな感じです。サイドカバーの形状にファンネルがピッタリフィットします。
セッティングでスロットル開度が正確にわかるよう、グリップのところにマークしておきます。
キャブセッティングに向かいます。頻繁にタンクを脱着するため、サイドカバーは外しておきます。
初めはガレージ周辺でスロットル低開度をセッティングします。
続いて高速道に入り、メインジェットの選定をします。
吸排気を変えて、本来のエンジン性能が表れてきた感じで、1015ccハイコンプの強力な加速が味わえるようになりました。
オイル漏れも無くなりましたね。
これで今回のマフラー交換からの一連の作業は完成です。