ガレージの不要部品を整理している最中なのですが、ちょっとコーヒーブレイクを。
J系のヘッドカバーですが、北米仕様にある2次空気導入装置の「コブ」をきらって、フラットなヨーロッパ仕様が好まれるものですが、そのヨーロッパ仕様にも大きく3種類あります。
ヘッドカバーのクラックはわりとよくある現象で、溶接で補修してもなかなかうまく治らず、次々とクラックが入ったりすることもあります。
このヘッドカバーは都合3ヶ所にクラックが入りました。不審なオイル滲みがあったらクラックを疑ってみてください。
初期のJ系ヘッドカバーは、その部分になんら変わったところはありません。
自然な角R(すみあーる)が連続しているだけです。
あとのモデルになると、その部分の肉厚を上げたものがあります。
他にも、肉厚は変わらずにリブを追加した物もあります。このリブ付きでクラックは見たことが無いので、このタイプが一番丈夫かもしれませんね。
変わり種も一つ。
J系ヘッドカバーは角型が基調なのですが、左のヘッドカバーは中間がZ系のように丸くなっています。いろいろあるものです。