リヤマスター交換などのご依頼です。信頼性向上のため、手の入っていない所の更新を進めています。

今回使用するリヤマスターは、ゼファー1100の純正新品です。

ブレーキペダルの踏み代を増やしたくないとのことで、Mk2純正と同じピストン径5/8ミリの物を選びました。

プッシュロッドの長さもMk2にほぼ適合します。

フレームへの取り付けは、この車両の場合は内径変換のカラーを作って取り付けます。

カラーを内側からセットします。

プッシュロッド先端のコの字型の部品はMk2用を移植します。

ネジサイズがM10からM8に落ちるので、上下のナットで締め合わせます。

ブレーキホースはホースエンドを組み替え、レイアウトを変更して再使用できそうです。

リザーバータンクはステーを介して取り付けます。

ホースレイアウトは最短ルートでこんな感じ。

一旦キャリパーを外し、ブリーザーを上に向けてエア抜きします。

ホースを固定し、リヤマスター交換は終了です。

ブレーキは、ペダルを1センチほど踏み込んだところから効き出すので、ストロークは少なめで仕上がりました。
