カムメタルが入荷したので、エンジンの組み立てを再開します。

カムを組み込みます。

テンショナーを取り付けます。

バルブクリアランスを計測し、調整します。


ヘッドカバーを取り付け、エンジン本体は完成です。

オイルクーラーホースを復元します。

スプロケのロックワッシャーを交換し、規定トルクで締め付けます。

ロックワッシャーを折り曲げて固定します。

スプロケカバーを取り付け、クラッチレリーズの遊びを調整します。

スターターカバーのパッキンは劣化していたので交換します。取付時はボンドでカバーに固定しておくと変形しにくくなります。


油温センサーの配線は、溶けていたスパイラルチューブを剥がせる範囲で取り除き、代わりにガラス編組チューブで断熱します。

エンジン付近は耐熱性の悪いスパイラルチューブの使用は厳禁です。必ず耐熱性の高いカバーを使用します。

CRキャブのケーブルブラケットは、整備性がいいようにネジ山を削除します。


キャブを取り付ける際は、スロットルワイヤーに給油しておきます。


点火系はウオタニSP2に変更します。使用するのはPAMSバージョンです。

既存の点火系を外します。

SP2のタイミングローターを取り付けますが、同梱のボルトは短いので長いボルトに交換して取り付けます。


ピックアップコイルを取り付けます。

エンジン始動まであともう少し。
