フロントカウルのアッパーステーの製作です。アッパーステーは2ピース構造にし、こちらはカウル側のステーです。材料は5ミリのジュラルミン板。
ウインカーステーは鉄板で製作。
カウルに仮組するとこんな感じです。
ウインカーの位置はカウルの切り欠きの中心にします。
続いて車体側のステーを作るので、先ず位置決め用の仮のステーを取り付けます。
カウルを取り付け、角度などを調整します。
それから、穴位置と前後方向のズレを測ります。
先ほど採寸した寸法で仮のステーを修正し、取り付けます。
位置はこれでいいようです。
カウル側のアッパーステーはこんな感じ。
左右の形状が勝手違いなので、LとRのマークを打刻しておきます。
車体側のステーは、厚めの鉄板から正規の物を切り出して製作します。
因みにロアステーの構成はこんな感じ。ハンドルロックは既存の物を使います。
ロアステーはアンダーステムに固定します。
下から見ると、ハンドルロックのキー穴が見えます。
ハンドルロックの出代が短いので少ししかかかっていません。ロックはあくまで車検用でしょうか。
ライトステーの下側にマジックでマーキングしておいたので、脱着の際はこれに合わせて復元してください。
鉄板のステーは塗装します。
最終の取り付けです。
ウインカーはカウルを付けてから結線するので、延長ハーネスを製作します。
延長ハーネスを取り付けます。
ヘッドライトを取り付け、車体側ステーをセットします。
カウルとウインカーを取り付けます。
横から見るとこんな感じ。
最後にミラーの処理をします。左側の既存の止め点はカウルの内側に来ています。
ステーを前後反転させてクリアできました。
右側はこんな感じ。止め点は同じくカウルの内側に来ています。
こちらは延長ステーを作って移設することに。
2本の小さいネジは回り止めです。
延長ステーを取り付けるとこんな感じです。
これで今回のフロントカウル取り付けは完成です。