マフラーカチ上げ加工の続きです。
曲げ部分を目立たなくしたいとのことで、角度変更は最後の曲げ部分をカットして行います。
曲げ中心でカットします。
角度変更のため、切り口の角度を変更します。
曲がり部分を減らしたいので、更に10ミリほど短縮します。
ケガキ線でカットします。
ベルトサンダーで、角度を微調整しながら切り口を平らにします。
端面の仕上げができました。
車体に取り付けて角度を確認します。
既存のステーはカットします。
切断面を滑らかに仕上げます。
切断部分を溶接し、取り付け確認します。
新しいステーを鉄板から切り出し、現車合わせで位置決めして溶接で仮付けします。
ステーを溶接したら、更に裏側の当て板部分に補強を追加します。
溶接が済んだら塗装します。
マフラーを取り付けます。
角度が上がり、少し短くなりました。
続いてサイドスタンドを修正します。現状はかなり傾いた状態で、起こすのも大変です。
ちょうどいい角度で車体を支えると、サイドスタンドはこの位浮いてしまいます。
サイドスタンドを外します。
3分割します。
真っ直ぐに並べた状態で、溶接で仮付けします。
車体に付けて角度を確認します。
ちょうどいいようなので接合面を溶接で埋めて盛っていきます。
溶接盛り上げ後はこんな感じです。
表面を研磨して均します。
塗装して完成です。
取り付けるとこんな感じ。
深い傾きは解消しました。サイドスタンドやフレームへの負担も軽減されます。
上から見るとこんな感じ。バックステップとのクリアランスも問題無し。
今回の作業はこれで完成です。