ハンドルスイッチの交換と、エンジンからのオイル漏れの点検です。
ハンドルスイッチはノーマルのままだった右側を交換します。
先ずは、エンジンオイル漏れ箇所を点検します。
場所はクラッチカバー下側の奥あたりです。
どうやら、オイル漏れは、下から入っているクランクケースボルト穴からのようです。
ボルトを抜いてみます。
特に緩くも無く、ボルトにややオイルが付いている程度です。
クランクケースの合わせ目から伝ってきているようなので、
ボルト座面に液体ガスケットを塗って取り付けます。
続いて本題のハンドルスイッチの交換です。
カウルを外し、ライトステー右側にあるウインカーのオートキャンセル用コントロールユニットも外します。
今回使用する左側ハンドルスイッチはこちら。
W650純正品で、ハザードスイッチのある後期型です。
ハンドルスイッチを外します。下側半分はハーネスが外部にあるので、メーターカバーを緩めてそのまま抜き取ります。
上側半分は別のハーネスになっており、ハンドル内を通っています。
ハーネスを抜き取るので、ステム側の根元で切断します。
グリップ側から1本ずつ抜いていきます。
抜き取ったハンドル内蔵ハーネスはこんな感じです。
新しいハンドルスイッチのカプラーは9ピンです。
メインハーネス側のバラ線を改造して接続します。
ハーネスの改造が済んだら、仮接続して動作をテストします。
確認が済んだら、フレームの間にコンパクトに納めます。
タンクとカウルを取り付けて、左側ハンドルスイッチの交換終了です。
オイル漏れが止まったか、試運転して確認します。
30分ほど走り油温を上げ、漏れていないか時々チェックしながら走行を続けます。
1時間ほど走って、ガレージに戻ります。
オイル漏れは無くなりました。