アメリカ、ロサンゼルス郊外の砂漠地帯にある、北米で最も歴史あるサーキットのひとつ、ウィロースプリングス・インターナショナル・レースウェイで行われたクラシックスーパーバイクレースを視察してきましたのでご報告します。
先ずは飛行機でロサンゼルス国際空港に降り立ちます。
空港最寄りでレンタカーを借ります。今回はブッキングドットコムを通して予約したスリフティーレンタカーです。コンパクトサイズを7日間借りて約33,000円でした。
借りたレンタカーで空港近くの今回お世話になるバイクショップへご挨拶に向かいます。こちらは日本人が経営するロサンゼルスでも有名な旧車専門のガレージカンパニーさんです。
打合せのあと、隣町の宿泊先へ。6泊するのでリーズナブルなアパートメントタイプの施設を選びました。
借りた部屋の間取りは2LDK、本格的なキッチンもあるので自炊できます。
こちらがそのキッチン。両サイドにベッドルームとバストイレが計2セットありました。
レースのスケジュールは、金土日の3日間です。金曜は練習走行日、土曜と日曜はそれぞれ同じ内容のレースで、シリーズの第7戦と第8戦という設定です。
サーキットはロサンゼルス中心部から北へ車でハイウェイを1時間半ほどで到着します。
サーキットの入口はこんな感じ。奥の小山のふもとにあります。
サーキットの入口ゲートはこんな感じ。ここで3日間通し券を30ドルで購入。
金曜日はヴィンテージバイクのコンクールも開催されており、入賞者にはトロフィーが贈られていました。
その右手の屋根の下が今回のブースです。
ガレージカンパニーさんのブースの一角をお借りして、GREEN GARAGEのブースも設営させていただきました。持って行ったのはサンプルのオリジナル部品数点です。
初日から部品の引き合いがあり、CALFAB(スイングアーム製作で有名なカルファブです。)関係の方と金額交渉します。
部品をいくつかお買い上げいただいた上に、CALFAB製のS1スイングアームなどの仕入れについても話が及びます。
ささっと仕入れについての条件は提示され、売った部品の代金は直ぐにキャッシュでいただきました。
広いパドック内は、エントラントの車とテントが並んでいます。
フェイスブックで知り合ったバイク仲間達数人とも、ここでようやく初対面できました。
観客は目立つほどおらず、参加者が大半のレースでした。
レーススケジュールはこんな感じ。全部で11レース有り、それぞれ数クラスが混走します。
土曜のランチタイムには、往年の名車のデモ走行もありました。こちらのモリワキモンスターもその中の一台です。
ガレージカンパニー社長のヨシさんも、GS1000でレースに参加します。クラスはビンテージ・スーパーバイクのヘビーウエイト(以下、VSH)というクラスです。
午前中のプラクティスに向かうヨシさん。御年は65歳だそう。今年54歳の私も負けてはいられませんね。
こちらは午後の決勝中のひとコマ。赤旗中断して再スタートを待つ様子です。No.41は、優勝したZ1000?かな。ホイールは17インチ18インチなんでもありだそう。
VSHは全部で10台くらいでした。
ピットは屋根も無く当時のままのスタイルです。コースや設備もほとんど近代化されておらず、往年のライダーたちが戦った時の空気が、今でもここには残っています。サーキット丸ごとビンテージなのです。
赤旗中断後、再スタートします。
一番標高の高い4コーナーからの景色がこちら。サーキットの全景がほぼ見渡せます。
4コーナーを走り抜けるライダー達。
その先は下りながらの高速S字コーナー。うねる路面と相まって、度胸が試される区間だそうです。
こちらのライダーたちは、筑波のTOTをかなり意識しているそうで、日本遠征の話もあるとかないとか。日本からもこのウィロースプリングスを走りたいと思う人がいれば、情報交換して実現したいものです。私もそのひとりとして。
3日間の様子をダイジェストでご覧ください。
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