DYMAGベアリングハウジングの修理

  

3月の筑波走行で破損してしまったリヤダイマグの修理が完成しました。その修理前の画像はこちら。ベアリングのアウターレースが回ってしまい、内径と奥が削れてしまったものです。

 

修理後がこちら。センターをくりぬいて、新たにスチールで作ったベアリングハウジングを焼き嵌めしたものです。

 

形状は元の状態を再現したので、使用するベアリングやブレーキローター周りに変更はありません。

 

裏側から見るとこんな感じです。

 

こちらはスチール材で作って挿入するハウジングの指示書です。

 

長年使ったダイマグは、ベアリングが緩くなることも多々ありますが、この方法で良く再生しています。

 

べリングを復元します。ディスタンスカラーの長さが若干変更になったので、少し長い物を製作して入れ替えます。

 

反対側のベアリングを入れ、ディスタンスカラーを入れた状態です。必ずカラーが少し出っ張るように長さを設定します。

 

ベアリングは内外輪同時に押して、止まるところまで圧入します。

 

これで再生完了です。20年以上前のマグホイールですが、まだまだこれからも使います。