Z1B N.T様 オイルクーラー取り付け

オイルクーラーは、ホースを横出しから上回しに変更するのが当初の目的でしたが、

コアのキズを発見したのでコアまで新品交換となりました。

 

コアは、先ず耳をカットします。

カット面をバリ取りしたら、サイドの穴開けポイントをマークします。

 

一文字ドリルを用意します。

貫通後に突き抜けないよう、刃先が1ミリほど出る状態でガイドを被せます。

 

オイルクーラーのサイドに穴を開けます。

 

両サイド、16個穴開け完了。これが当時風に見せる効果を持ちます。

 

オイルクーラーブラッケトの構成はこんな感じです。

全て素材からの手作り品です。

 

組み立てるとこんな感じ。

 

塗装しておいたコアをセットします。

 

取り付け位置はポピュラーなガセットの横穴です。

 

オイルクーラーを取り付ける前に、タコギヤ付近のオイル漏れを治します。

 

タコギヤを取り出してみると、Oリングがヘタっていました。

 

完全につぶれた状態なので、オイル漏れの原因はこれでしょう。

 

消耗品を新品交換します。

 

タコギヤを取り付けます。

 

オイルクーラーブラケットとコアを取り付けます。

 

キャブ後方隔壁も追加となりました。

サイドカバーのブラケットと干渉するので、そこを逃げたZ1用はこんな形です。

 

曲げ、穴開け、ヘアライン仕上げと行います。

 

フレーム側は、対候性のあるスポンジで緩衝します。

 

スターターとジェネレーターハーネスは、

挟まるようならエンジンマウントカラーの下側にルート変更します。

 

隔壁を取り付けます。

ブリーザーホースは90°に曲がったホースを使用しています。

 

バッテリー側から見るとこんな感じです。

これでバッテリー上が全てラゲッジスペースとなります。

 

続いて、メンテナンスフリー化を狙って、カムチェーンテンショナーをオートタイプにします。

先ずは取外し。

 

ガスケットをキレイに剥がし、オイルストーンで仕上げます。

 

オートテンショナーを取り付けます。

 

続いて、オイルクーラーホースを製作します。

ホースの片側にだけフィッティングを組み付け、現車合わせで長さを決めます。

 

ホースを組み立て、車体に取り付けます。

 

反対側も同様に。

 

ホースに緩衝材としてコルゲートチューブを巻き、キャブを取り付けセットアップします。

 

キャブの下も広く空いているので、メインジェット交換も簡単です。

 

前側はこんな感じ。

 

タンクとサイドカバーを付けてみます。

ホースの大半は隠れてしまうのでシンプルな感じになります。

 

隔壁も、覗いてみて初めて判る感じです。