タンデムステップのブラケットはZRX1100の純正品を使用していますが、少し目立つのでダークな色にアルマイトしてみました。
ステップのペグは、ラバー付きで快適なGPZ900R初期型用に変更します。
タンデムステップを組み立てます。
タンデムステップを車体に取り付けます。よくある左側のアルミ無垢の細いペグに比べ、かなり快適になることは間違いないでしょう。
Z1Rのシートは前側差し込み式ですが、そこのラバーダンパーが傷んでシートがグラグラします。
PMC製のリプレイス品もありますが、ゴムホースで代用しておきます。
それではエンジンの慣らしも終わっているので、天気のいい日中のうちにキャブセッティングに向かいます。
外気温が低いと油温が低くなり過ぎるので、段ボール製の板でオイルクーラーを塞ぎます。
段ボールは黒く塗っておけばあまり目立ちません。
初めにガレージ周辺でスロットル低開度域をセッティングします。
油温を上げたせいか、左後ろのヘッドナットからオイル漏れしてきました。
慣らし中にも滲んでいたので、ナットの底面を面研磨してトルクは確認済みです。
ナットは今回のエンジンオーバーホールで交換した新品のカワサキ純正品です。
ガレージに戻り、再び外して点検します。
銅ワッシャーとの当たりが不均一のようです。ボルトをねじ込んで垂直を確認すると、ネジ穴が少し傾いている感じに見えました。
とりあえず別のナットに交換したらオイル漏れは止まりました。
続いてメインジェット選定のため高速道へ向かいます。
途中で何度かメインジェットを交換し、最適値を探します。
オイルクーラーホースを低くレイアウトしているので、出先でのメインジェット交換も容易です。
キャブセッティングも終了し、ガレージに戻ります。
スロットル全開の7000rpm辺りからクラッチの滑りが少しあったので、スプリングを強化品に変更することに。
右が外したノーマル、左がAREA製のやや強化品です。左後ろのバーネットは強すぎるので、先ずはこちらのやや強化品で様子を見ましょう。