テールのブラケットが欠品しているので、現車合わせで製作します。
先ずは型紙を製作。
次に、型紙に合わせて3ミリのジュラルミン板から切り出します。
穴開け、曲げ加工をして、それからナットサートを取り付けて完成です。
車体に取り付けるとこんな感じです。
ナンバーブラケットも当時風のカワサキ純正スチール製を合わせます。
続いて本題のシートロックです。Z1R用としてバリオスの純正シートロックが流用できるのはZ1R界では定番のよう。プランジャーの長さが違います。
プランジャーの長さを同じにカットします。
ワンキー化したいので、用意しておいたFX1純正のキーセットの中から、ヘルメットホルダーのキーシリンダーを外してドナーにします。
バリオスのシートロックもキーシリンダーを分解します。
キー差し込み口のシャッター以外はほぼ同形状です。
FX1のヘルメットホルダーから取り出したキーシリンダーをバリウスのシートロックにセットします。長さもピッタリです。
取り付け関係はZ1Rと同一です。
これで、イグニッションスイッチ、ハンドルロック、シートロックの3点が新品の同一キーとなりました。
続いてカウルステーを製作します。
使用しているAREA製スーパーバイクハンドルの高さに合わせてロアカウルステーの高さを設定します。
カウルを当てがって、現車合わせでアッパーステーも製作します。
フロントカウルを取り付けるとこんな感じです。
ワイドハンドルなので、レバー周りもちょうどよく成立します。
続いてフロントキャリパーサポートを交換します。
こちらはS1キャリパーとV-MAXパッドを組み合わせた場合に使うサポートです。
サポートを取り付けます。こちらのS1キャリパーはロッキードピッチですが、パッド摩材の取り付け位置が半径方向に7ミリほど異なり、キャリパーを外側に移動する専用のサポートが必要になります。
これで、パッドがローター外周に合いました。パッドはデイトナゴールデンのV-MAX初期型用です。
続いて、フロントブレーキホースの製作です。現車合わせで長さを決めます。
製作したホースを取り付け、フルードを長し、一旦キャリパーを外してエア抜きします。
フロントブレーキ完成です。フォークはサスセッティングの過程で延長できるよう、ホースは若干長めとしています。