細かいところまで決めずに、製作しながらその都度仕様を決めながら1年ほどかけてこのZ1Rの製作を進めてきましたが、
ここで一気に仕上げるべく、完成形までの構想をより具体的に練って、残りの必要部品を大方洗い出しました。
コンセプトは、当時風なAMAスタイルで、サーキット走行からタンデムツーリングまでこなせるオールマイティーなZ1Rという感じです。信頼性も大事なので、電装系などは新しい部品を多用します。
ハンドル周りはこんな感じで、フロントカウルは有り無しどちらでも走れるようにする予定。
切りっぱなしだったキャリパーサポートもきれいに研磨して仕上げ、ホイールセンターが出るようにカラーを調整し、トルクロッドも新規に製作し取り付けます。
スプロケの歯数は、エンジンの仕様と筑波での目標回転数を想定して決め、それに合わせて新品チェーンの長さを決定します。
150/70-18タイヤとスプロケは18×38の組み合わせ、
エンジンのレブリミットは耐久性を考えて9000rpmの予定。
リヤマスターはニンジャ250の純正品を流用します。
ブレーキホースは現車合わせで長さを決めるので、先ず片側のバンジョーをホースに取り付けます。
それを車体に取り付けてレイアウトし、無駄の無い長さを割り出してカットします。
長さが決まったら保護用のビニールチューブを通し、反対側のフィッティングを組み立てます。
ブレーキホースは長過ぎず短過ぎず、ちょうどいい長さが引き締まった印象を作ります。
新規登録は今週末の予定です。