14年遅れの継続車検を取りに、最寄りの陸事にやってきました。
ナンバーはかなり遠方なのですが、納税は欠かさずしていたそうです。

アルミスイングアームからノーマル改の鉄スイングアームとなり、発売当時の70年代ルックに回帰しました。

自賠責のステッカーは当時のまま。

車検証も当時のまま。

当時の逆輸入車なので、排気音量は計測しないのでサイレンサーもそのまま。
検査では製造年を問われましたが、カワサキのレコグニションマニュアルで1978年製と証明して無事そのまま合格。

ガレージに戻り、完成してきたリヤアクスルのカラーを取り付けます。

リヤスプロケのナットは薄型が使われていたので通常の高さのナットに交換します。

薄型ナットは許容トルクが小さいので、強度部位には不適合です。 こちらは通常ナット。

パッドをはめてみたら、フローティングピンと干渉しているようです。

パッドを確認すると、内外ともに、干渉した痕があります。

パッドの内径側を3ミリほど削って逃げを作ります。

これで干渉は無くなります。
パッドによって裏板や摩材のサイズや形状が異なることはよくあります。
新規取付の際は十分確認し、必要に応じて対処しましょう。

裏側もこれで大丈夫。

これでリヤブレーキ周りも完成しました。


あとはキャブセッティングですが、点火系が不調なのでその修理をしてからです。