劣化したり硬化しているゴム製品は、新品交換します。
バッテリーストッパーも欠品していたので取り付けます。
サイドカバーのグロメットには、軽くしっかり差し込まれるようにシリコングリスを少量塗ります。
タンクバンドも交換します。
テールレンズの下側はガムテープでふさがれており、車検に通らないので剥がします。
テールのバルブは、フィラメントがだいぶ変形して切れそうなので、予防で交換しておきます。
電装系の動作確認をします。
フロントブレーキのフルードを交換します。
エンジンの始動チェックをしますが、なかなかかかりません。
プラグを替えてかかるようになりました。
しかし、スタータークラッチの滑りが酷いので、交換部品を手配します。
タンクは、手前の元の物を使うのがご希望ですが、内部がかなりひどいことになっています。
塗装はリペイントで、給油口周りは塗装がかなり剥がれてきています。
脱落しそうな塗装を剥がし、きれいにします。
内部はコーティングされていましたが、その大部分が剥がれてきています。
剥がれてきているコーティングをできるだけ取り出します。
次から次に出てきます。
取り出せたコーティングはこちら。これでもまだ全体の半分以下でしょうか。
まだまだ手当てが必要なので、とりあえず右側の予備のタンクで行くことに。こちらは内部のサビもほとんどありません。
欠品しているコックはピンゲルを使います。
コックを取り付けます。
スペアタンクを取り付けます。
フル装備となったところで、リヤサスのプリロードをチェックします。
1Gサグで1/3ストロークとなるよう、プリロードはこの位に調整します。
明日は14年ぶりの車検です。