前回に続き、継続車検とその他の点検整備のご依頼です。
バッテリーは6年無交換とのことで、今回は交換します。
外してサイズを確認します。
ヒューズBOXは異常無し。
カプラー類は腐食気味なので接点復活剤を塗布します。
ニュートラルランプは点かないとのこと。球切れでしょうか。
ライトステーも曲がっているので修正します。
左に倒した際に曲げてしまったとのこと。
修正完了です。
インジケーターランプをか点検します。
球切れは無いので、原因は他にあるようです。
オイル漏れもあるので点検します。
スプロケカバー内は特に異常ありません。
オイル漏れの量は、停めておくと数分で地面に垂れるほどです。
エンジン下側は主に後ろの方が左右に渡ってオイリーです。
サイドスタンドでの傾きを考えると、右側から伝ってきているもよう。
念のため、オイルポンプを点検しますが、特に問題ありません。
バッテリー下のレゾネーター周りにオイルが多く付着しています。
その上には2ストオイルタンクがあります。
レベルゲージ窓からも漏れています。
上にあるオイルフィラー周りもかなりオイリーです。
タンクを外して裏側を見ると、こちらもかなりオイリーです。
キャップにはパッキンが付いているので、給油する時にこぼしたオイルでしょうか。
拭き取ったはずのレベルゲージから急にオイルが漏れてきました。
ゲージ自体が緩んでいたようで、締め付けたらオイル漏れは止まりました。
全体を脱脂して様子を見ます。
ニュートラルランプの続きです。スイッチはクランクケースの真上にあり、テスターで測ると、きちんとON OFFしています。
こちらがニュートラルスイッチです。配線は抜いてあります。
ライトケース内のカプラーを点検します。電源はここまで来ています。
カプラーは破損しているので交換します。
ライトグリーンのハーネスがニュートラルスイッチに繋がっているはずですが導通がありません。どこかで断線しているようです。
カプラーは新品交換し、ニュートラルスイッチの配線を新規に引きます。
アースさせるとニュートラルランプは点きます。
この線を直接スイッチまで配線します。
フロントからのバイパス線を接続します。
これでニュートラルランプは正常に点くようになりました。
明日は車検です。