ヘッドカバーからのオイル漏れがあるので修理します。
先日、ヘッドガスケットを交換したばかりなので、ガスケットなどのシールからの漏れでは無いようで、だいたい予想は付きます。
外装を外します。
キャブとコイルを外します。
ヘッドカバーを外します。
外したヘッドカバーは、ここ数年は使用しているもので、溶接で補修してあるところなど3ヶ所はクラックからオイル漏れした過去があります。
今回の漏れ箇所は、補修していないのこりのこの部分でしょう。洗浄してからカラーチェックの浸透液を塗布します。
浸透させている間にカムホルダーのトルクチェックをします。問題ありません。
10分くらい浸透後、洗浄液で洗浄します。
乾燥後、現像液を塗布します。
乾いてくるとマットで真っ白になり、クラックが赤い線で浮き出てきます。
やはりクラックが入っていました。オイル漏れはここからでした。
都合、4ヶ所ともクラックが入ったことになり、このヘッドカバーはもうここまでですね。
今回の入手パーツからいいものを探します。
選んだのがこちら。
後期型のリブ付きです。カワサキも、ここにクラックが入ることは経験済みなのでしょう。
今まで使っていたのは前期型のリブ無しでした。
サイドが曇っていたので軽くバフ掛けします。
カムチェーンガイドが付く突起は少し削れています。それで外して保管されていたのでしょう。
ヘッドカバーを取り付けます。
外側のフィンも1ヶ所欠けていました。これは後日補修します。
復元して、明日の筑波走行に備えます。