エンジン腰下の交換部品は主にこの内容です。全て純正新品です。
アウトプットシャフトを後期型に組み替えます。
アウトプットシャフ側が完成しました。
インプット側も、クラッチハウジングを分解してベアリングまで交換します。
クラッチハブの締め付けは規定トルクでしっかりと。
クラッチ板はきれいなので継続使用します。
ベアリングレースも交換しますが、プッシュロッドの穴にセットするOリングを忘れずに組付けます。
ミッションが完成しました。
アッパーケースに組み込みます。
ロアケースを洗浄します。
クランクケースを合体します。
新品のシフトドラムを組み付けます。
オイルシールは新品交換します。
ギヤチェンジメカニズムを組み込みます。
ミッションカバーを取り付けます。
アウトプットシャフトのオイルシールは、少し奥まったこの状態が正規です。
中心のカラーが少し飛び出し、オイルシールはそのカラーの外周を滑ります。
クラッチプッシュロッドは、摩耗しているので向きを入れ替え継続使用します。
腰下が組み上がりました。エンジン全高を低く抑えたいので、オイルパンは後で組付けます。
エンジンを車体の横に配置し、ジャッキに載せます。
エンジン前後長を短くするため後傾させます。
斜め後ろからフレームの下をくぐらせてエンジンを中に入れます。
エンジンを真っすぐにします。
エンジンをジャッキアップします。
フロントエンジンマウントが一致したら、ボルトを通します。
エンジン下の木っ端を入れ替え、今度は後ろ側を持ち上げます。
後ろのエンジンマウントボルトを通し、エンジンが一応車体に固定されました。
ジャッキを外してオイルパン関係を取り付けます。
オイルパンが付いたら、アンダーフレームをセットします。
アンダーフレームの前後をフレームに仮止めします。
この時点でフロント下側のエンジンマウントはかなりズレます。
フレームのバックボーンが、エンジン重量でたわむせいです。
エンジンをパンタジャッキで持ち上げ、マウントの穴を合わせます。
右前の隙間にはカラーが入りますが、並行で無いのでカラーも斜めです。
既存のエンジンマウントボルトでトルクを掛けると、一部が伸びてしまいました。ボルトは新品交換することに。1000J純正では長さが合わないので、ロングのクロモリボルトを3本とも手配します。
とりあえず、エンジン仮車載できました。