新しいS1ステムにベアリングを圧入します。
ダストシールとしてタンクキャップのパッキンを流用します。
ダストシールを取り付けるとこんな感じ。
今回のカスタムの最終アイテムなので早速取り付けます。
フロント周りをバラします。
現状のステムはオフセット可変タイプで、現在45ミリの設定でしょうか。
コーナーで若干切れ込むので、やはりフロント18インチラジアルの場合はオフセット50ミリでのニュートラルなステアがお勧めです。
上下ステムを外します。
イグニッションスイッチの取り付けボルトは、3山ほどしかかかっていませんでした。
ステムボルトもほぼトルク無し状態でした。
既存のアウターレースも外します。
下側も同様に。
ハンドルストッパーと、ステアリングロックストッパーも削除します。
先ず大まかにカットします。
切断面を研磨して完成です。
新しいベアリングのアウターレースを圧入します。
下側も同様に。
塗装を剥がしたところを刷毛塗りします。
トップブリッジを仮組し、フォークの長さを合わせたらアンダーブラケットのクランプを本締めします。
トップブリッジを一旦外し、ライトステーをセットします。
トップブリッジを付けると、ライトステーの長さが少し足りません。
隙間にタイラップを巻いて固定します。
R1用の位置に、新しいハンドルロックストッパーを取り付けます。
先ずは、溶接で点付けします。
グリスが流れ出さないよう、また、熱で歪まないよう、冷ましながら少しづつ溶接を増やしていきます。
溶接したら塗装します。ロックするとこんな感じです。
フロント周りを復元します。
ステアリングダンパーも正規の位置に付きました。
ハンドル切れ角はオイルクーラーコアとS1ステムのクランプボルトナットとの距離で決まってしまいます。ノーマルより切れ角は減ります