フロント周りを変更します。
B2の角メーターとセパハンは止めて、R1純正の丸メーター仕様に変更します。
フォークを外します。
B2はこのように左右のインナーチューブをイコライザーで繋いであるのが特徴です。
インナーチューブには穴が開いており、イコライザーで左右の内圧を連絡させています。
フォークは加圧式ですが、イコライザーにあるエアバルブを使えば左右同時・且つ常時均等に内圧をコントロールできます。
但し、カスタムするにはこの穴の開いたインナーチューブは使いにくいものです。
ステムまで外します。
エンジンの前側に少しオイル漏れがあるようです。
ヘッドとシリンダーの間、中央のOリングのところから漏れているようです。
これは後程修理することに。
ベアリングは新品交換するのでアウターレースを外します。
ステムはこちらのS1タイプを取り付けます。
オフセットはR1純正と同じ50ミリです。
ベアリングを圧入し、タンクキャップのパッキンを流用しダストシールとします。
フレームに新しいアウターレースを圧入します。
S1ステムを取り付けます。
トップブリッジを付けると、ステムシャフトが僅かに出っ張ります。
ステムシャフトを1ミリほど短縮し、トップブリッジの面より下げておきます。
R1純正のトップブリッジを取り付けます。
フォークはφ38ミリPMCのカヤバ製新品です。
メーターブラケットは、パワービルダー製のステンレス製強化品を使います。
オイルクーラーステーはBLファクトリー製を使います。
ロアステーは短いタイプで、寄り垂直マウントに近くなる仕様です。
ダミーのオイルクーラーコアを使って仮組します。
バンドはカワサキ純正の幅の狭い物をセットします。
こちらの車両用に準備した正規のフロントダイマグを取り付けます。
ハンドルストッパーは調整式なので、最大切れ角でセットアップします。
ステム裏側はこんな感じです。
ハンドルのロックtoロックはこのくらいです。
オイルクーラーコアとのクリアランスも十分です。
丸メーターはホーバーホール済みを使います。
キャリパーサポートはフォーク側の取り付け位置が変わったため合わなくなりました。
再度製作します。