160ミリタイヤまで適合するように製作しておいたワークスタイプのスイングアームですが、
タイヤウォーマーを使うにはもう少し内幅が必要とのことで、追加工します。
現状は、ダンロップのα14 150/70-18 をクリアするべく、内幅を160ミリ+αにしています。
α14の150/70-18は、実幅159ミリほどあるためです。
現状、一番狭い所で166ミリほどあります。
これにタイヤウォーマー分を足して、内幅175ミリ以上にします。
当て板分の厚みを考慮し、内幅180ミリの位置にマーキングします。
マーキングに合わせて大まかにカットします。
切断面を仕上げます。えぐったところのは、メインパイプの径に対し約半分ほどになります。
カットしたパイプの中は、サビも無くきれいです。
反対側も同様にきれいですね。
切断面を塞ぐプレートを切り出します。
歪まないように、溶接で点付けしながら叩いて密着させます。
両側とも点付け終了です。
全周溶接後、定盤の上で歪が無いことを確認します。
軽く研磨して完成です。
拡大後の内幅を確認してみます。
内幅は177ミリとなりました。これでタイヤウォーマーも使いやすくなるでしょう。